✔本記事の内容
予防接種の必要性
予防接種の種類
避妊・去勢手術
治療費
猫を初めて飼おうとしている方は「ワクチンって言うけど何があるのかな?」、「ワクチンや避妊手術の値段が気になる・・・」と思う方もいるのではないでしょうか?。
本記事では初心者向けにワクチンの基本的な紹介と目安になる料金紹介をしたいと思います。
予防接種の必要性
【予防接種は必須か?】
まず予防接種の必要性ですが、猫の予防接種は法に定められた義務ではないので、強制ではないですし、場合によっては副作用が強く出てしまう可能性もあるため、飼い主さんの判断で、受けないという選択ができます。
しかし、室内で飼ってるから安全だと思われている方もいると思いますが、飼い主が外から細菌を持ってくる可能性もありますし、多頭飼いしている場合はリスクも上がります。
子猫を拾った場合にも母猫から初乳をもらえず免疫力が弱い場合がありますので、基本的にはワクチンを打つ事をお勧めします。
また、ワクチンを接種してない場合、ペット用保険が適用されない場合がありますので、保険に加入している方でワクチンを接種していない方は一度、確認した方がいいと思います。
予防接種の種類
【ワクチンの種類】
ワクチンには単体ワクチン(全6種)と混合ワクチンがあります。混合ワクチンには「3種」「4種」「5種」「7種」とあり、数字が多い物はそれだけワクチンの種類が多く含まれています。
(単体ワクチンが6種類なのになぜ7種混合なのかというと、猫カリシウィルス感染症というものが、インフルエンザの様に複数型があり、複数種類のカリシウィルスのワクチンが混合されてるためです。)
【混合ワクチン】
室内飼いしている猫は三種混合ワクチンを打つ事が多いと思います。三種混合ワクチンは一般的に最も推奨されているワクチンになります。
外出する猫は3種以上の「4種」「5種」「7種」の混合ワクチンを打つことが推奨されています。外に出る猫の場合は、空気感染以外でもウィルスが移る可能性がありますのでそれだけ推奨されるワクチンの種類が増えていきます。
避妊・去勢手術
【避妊手術】
・メリット
望まれない出産への予防
発情での鳴き声防止
交尾での感染症予防
・デメリット
ホルモンバランスが崩れ皮膚病になり易い場合があります。
食欲が増え肥満になり易い
行動量が減り肥満になり易い
子猫を産ませる事が出来ない
避妊手術をすると子猫が欲しくても生む事が出来なくなってしまいますので、メリット・デメリット、猫や家庭環境の事をしっかり考えて決断しましょう。
治療費
病院によって値段設定が違いますので、ここでは目安の料金紹介になります。
【各種ワクチン】
・3種混合ワクチン
¥3000~6000
・4、5種混合ワクチン
¥4000~8000
・7種混合ワクチン
¥5000~8000
【避妊・去勢手術】
・避妊手術
¥20000~40000
・去勢手術
¥15000~25000
最後に
ワクチンや避妊による手術は義務ではありません。飼い主の方は猫の将来、家庭環境を考えて決断をしましょう。